予防接種は計画的に!!
春先には狂犬病予防注射や混合ワクチンで来院される方が増えます。
よく、狂犬病注射とワクチン予防注射の接種間隔についてご質問いただきます。
①混合ワクチン
生後2カ月と3カ月の2回、あるいは生後2カ月以前に注射している場合、注射後3~4週間隔で最後の注射が生後3カ月以降になるように、2回目と3回目の注射を行う。
以降は1年に1回。
②狂犬病予防注射
生後3カ月以降の混合ワクチンが終わってから1ヶ月後に1回行う。
以降は1年に1回。
本題の①②の接種間隔ですが、
混合ワクチン接種が先の場合は、狂犬病は約1ヶ月、狂犬病が先の場合は、混合ワクチンは約10日~2週間空けて下さい。
同時接種や接種間隔が短くなると、副作用の発生リスクが高まります。
宿泊施設やペットホテル、ドッグラン等にお出かけする際に、接種証明書が必要な方は特に、予防接種の予定がタイトにならないよう、計画的に行いましょう。